ランプウェイから落下、高速道路のクルマ直撃

自動車 社会 社会

9日早朝、埼玉県鶴ケ島市内の関越自動車道・鶴ケ島ジャンクション(JCT)で、圏央道からのランプウェイを走行していた普通トラックが路外へ逸脱、フェンスを突き破り、約4m下の関越道下り線を走行する乗用車の真上に転落した。

双方のクルマは大破し、トラックを運転していた33歳の男性が死亡している。

埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは9日の午前6時20分ごろ。

鶴ケ島市藤金付近の関越道・鶴ケ島JCTで、圏央道からのランプウェイを通り、関越道下り線に向かっていた33歳男性の運転する普通トラックがカーブを曲がりきれずにフェンスへ衝突。そのままこれを突き破り、路外に転落した。

トラックはのり面を横転しながら転落し、関越道の下り線を走行していた27歳男性の運転する乗用車を直撃した。男性は落ちてくるトラックに気づいて急ブレーキを掛けたが、避けきれずに衝突している。

この事故でトラックを運転していた男性が車外に放出され、全身を強く打って死亡。乗用車の男性にケガは無かった。

警察ではトラックがスピードを出し過ぎ、カーブを曲がれなかったものとみている。

事故を起こしたトラックからは積荷のプラスチック製パレット2トン分が広範囲に落下。これの回収と事故処理のため、関越道の上下線は最大約18km渋滞した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る