いすゞ ギガ トラクタを改良、車両姿勢制御システムを設定

自動車 ニューモデル 新型車

いすゞ自動車は、大型のギガトラクタを改良して14日から発売すると発表した。

今回の改良では、連結車特有の異常挙動(ジャックナイフ現象、横転など)を抑制し、走行時の車両安定性を向上する電子式車両姿勢制御システム「IESC(いすゞ・エレクトロニック・スタビリティ・コントロール」を開発、日本で初めて4×2セミトラクタに標準装備した。

また、PMキャタコンバータ(酸化触媒)を装着し、全車を新短期排出ガス規制に適合させた。4×2セミトラクタに、いすゞ独自の機械式AT「スムーサーG(12段)」を設定した。

加速度と車両重量を検知し、運行状況に合わせて自在に最適な段へ変速するインテリジェント「ECONモード」を搭載し、登坂時には積載量と勾配に見合った変速、発進時にはアクセル開度によって変速ポイントを変化させることで、走行フィーリングを大幅に向上させた。

また、「6WG1」型ディーゼルエンジンの主力出力帯に、コモンレール及びVGSターボを採用し、圧縮比を高めると共にエンジンの低回転高トルク化を実現した。

ドライバーの集中力低下による事故の減少に寄与する運転集中度モニター、運行のデジタル管理化時代に対応するいすゞ独自のデジタルタコグラフをそれぞれ新規に開発し、オプション設定したほか、平成18年灯火器安全法規に適合させた。

販売計画は年間2000台。価格は車型PJ-EDX52D6、スムーサーGIESCなどを装備したモデルが1478万1000円。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る