ホンダ、ATVの生産を熊本製作所に移管してラインオフ

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ホンダ、ATVの生産を熊本製作所に移管してラインオフ
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ホンダは、ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(HAM)の二輪車工場から熊本工場に生産を移管したATV『TRX450R』のラインオフ式典を行った。

この移管で、熊本製作所はATVを含む二輪車生産技術を結集、高度な技術を世界に展開する体制を強化する。

HAMの二輪車工場は大型二輪車の生産に特化し、北米でのATV生産はホンダ・オブ・サウスカロライナ・マニュファクチュアリング(HSC)に集約、オペレーションの効率化を図る。

ATVは主に北米中心に、実用やレジャー、スポーツに幅広く使われており、HAMで生産してきた。

熊本製作所は1983年にATVの生産を開始し、2004年は完成車1万2000台、KDを含め33万8000台を生産した。

熊本製作所は、FI搭載の50ccスクーター『Dio Z4』のような付加価値のある小型二輪車の生産を行うとともに、アジアを中心に拡大している海外二輪車工場へのサポートは、質・量ともに増大している。

今回、ATVの生産集約で、世界での生産活動を牽引するATV、二輪車のマザー工場として、生産技術及び新機種立ち上げにかかわる技術レベルを高めるとともに、技術者の育成も進め、日本の技術発信力を強化していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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