想定を上回る? Uターンのトラックに乗用車激突

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6日未明、静岡県静岡市清水区内の国道1号線バイパスで、下り線側から上り線にUターンしようとしていた普通トラックに対し、上り線を猛スピードで走行していた乗用車が衝突した。この事故で乗用車側の2人が死傷している。

静岡県警・清水署によると、事故が起きたのは6日の午前2時30分ごろ。静岡市清水区横砂付近の国道1号線バイパスで、74歳の男性が運転する普通トラックが下り線から上り線側にUターンしようとしていたところ、上り線を走行していた21歳男性が運転する乗用車が衝突。さらに後続のクルマも避けきれずに衝突した。

この事故で乗用車は大破。運転していた男性が全身を強打して死亡、助手席に同乗していた24歳の女性が胸を強打する重傷を負っている。トラックを運転していた男性と、後続車を運転していた男性も打撲などの軽傷を負っている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線道路。警察の事情聴取に対し、トラックを運転していた男性は「下り線側のガソリンスタンドを出て、近くの交差点でUターンを開始したときにはクルマはいなかった」と話しているようだ。

乗用車は原型を留めないほど大破しており、このことから警察では乗用車が猛スピードで走行し、トラックを運転していた男性の予測を上回る速度で接近したことが事故の原因ではないかとみている。

この事故により、国道1号線バイパス上り線は約3時間に渡った通行止めとなった。

《石田真一》

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