ホンダ次期二輪車エンジン、30%の燃費向上

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ホンダは、9次中期計画中(2005年4月−2008年3月)に投入を予定している二輪車の主な次世代パワートレインの技術概要と、その燃費目標を発表した。

二輪車は4ストローク化や、小型車へのFI(電子制御燃料噴射装置)の採用などによって、2004年の平均燃費は、1995年比で34.2%向上している。

今後は、全世界で最も販売台数の多い100cc−125ccクラスのエンジンに、2プラグ化による燃焼効率向上と、世界トップレベルのフリクション低減により効率を高めた超低フリクションエンジンを投入し、2005年比で約13%の燃費向上を目指す。

また、すでに四輪車で採用し、低燃費と高い走行性能を両立させるVCM(可変シリンダーシステム)を、二輪車の特性に合わせて新開発する。

2気筒・2バルブ駆動、3気筒・2バルブ駆動、4気筒・2バルブ駆動、4気筒・4バルブ駆動の4ステージで燃焼気筒数を制御する二輪車用可変シリンダーシステムを大型二輪車に採用して、2005年比で燃費30%向上を目指す目標を掲げた。

これらの技術を中期経営計画の末頃に投入、その後に機種の拡大を図って二輪車の環境性能の向上を図る。

《レスポンス編集部》

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