宮城の泥酔事故、危険運転致死傷罪に変更

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今年5月、宮城県多賀城市内の国道45号線で泥酔運転のRVが暴走。道路を横断していた高校生の列に突っ込む事故を起こし、27人を死傷したさせたとして危険運転致死罪で起訴した26歳の男について、仙台地検は15日、危険運転致死傷罪への訴因変更を実施した。

負傷者分についても警察の捜査が終了し、追送検されてきたことを受けての措置だという。

問題の事故が起きたのは5月22日の午前4時15分ごろ。

多賀城市八幡1丁目付近の国道45号線で、左折待ちをしていた乗用車に対し、赤信号を無視して進行してきたRVが衝突した。

RVは乗用車を押し出すようにして進行を続け、前方の横断歩道を渡っていた高校生約30人の列を直撃。3人が頭などを強く打って死亡、4人が骨折などで重傷、16人が打撲などの軽傷を負っている。

運転していた26歳の男は、事故直前まで約7-8時間に渡って酒を飲み続けたことから泥酔状態で、しかも事故当時は居眠りをしていたことが後に判明している。

検察では死亡した3人については容疑がすでに固まっていることから、6月中旬に危険運転致死罪で起訴していたが、負傷した24人についても警察と検察の捜査が終結。訴因を同致死傷罪に変更した。

《石田真一》

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