開かないはずのドアが開いて容疑者逃走

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19日、東京都港区内の国道で、警察の護送車が信号待ちのために停車していたところ、護送中の容疑者が手錠を外し、ドアを開けて逃走する事件が起きた。男はすぐに取り押さえられ、逃走未遂の現行犯で逮捕されている。

警視庁・留置管理課によると、事件が起きたのは19日の午後5時45分ごろ。港区赤坂4丁目付近の国道246号線で、警視庁の護送車が信号待ちのために停車したところ、窃盗容疑で逮捕され、目黒署に拘留されていた中国国籍を持つ28歳の男が手錠を外し、車両のドアを開けて逃走した。

当時この車両には検察庁で取り調べを受けた拘留中の容疑者13人と警戒員(警察官)2人が後部に。運転席と助手席にも2名の警察官が乗車していた。ドアは車両の中と外から施錠されており、開閉は助手席の警察官が担当することになっていた。

ところが本来は開かないはずのドアが開き、男は逃走。警戒員がすぐに後を追い、近くを歩いていた通行人に「その男を止めてくれ」と大声で依頼した。これを受けた通行人2-3人が手を広げて行く手を遮り、男は後から追いかけてきた助手席同乗の警察官らに取り押さえられ、逃走未遂の現行犯で逮捕された。

警察では護送車のドアが開いた理由について、調べを進めている。

《石田真一》

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