無灯火で140km/hのクルマ、ワゴン車を弾き飛ばす

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21日深夜、兵庫県神戸市垂水区内の市道で、パトカーに追跡されていた乗用車が交差点を右折しようとしていたワゴン車の側面に衝突。ワゴン車が横転する事故が起きた。この事故で双方のクルマに乗っていた4人が重軽傷を負っている。

兵庫県警・垂水署、同・明石署によると、事件が起きたのは21日の午後11時30分ごろ。これより5分前の午後11時25分ごろ、明石市内の国道28号線で前照灯を消灯したまま高速で走行し、信号無視を行った乗用車を明石署のパトカーが発見。ただちに追跡を開始した。

このクルマは一時140km/hまで加速。その後も100km/h超のスピードを保ちながら信号無視を繰り返し、逃走を続けた。明石署のパトカーはクルマが神戸市垂水区内に入ってもそのまま追跡を続けたが、神戸市垂水区西舞子2丁目付近の市道交差点に差し掛かった際、追跡中のクルマが右折してきたワゴン車の側面に激突、ワゴン車も弾みで横転した。

この事故で逃走車両を運転していた33歳の男と、同乗していた22歳の男が骨折などの重傷。衝突された側のワゴン車を運転していた37歳の女性と7歳の男児が軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

警察では逃走車両を運転していた男から、業務上過失致傷や道路交通法違反(信号無視、速度超過)の容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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