迷子の酒気帯びドライバー、現職警官だった

自動車 社会 社会

茨城県警は22日、酒気帯び起因とみられる信号無視を行ったとして、ひたちなか東署の刑事・生活安全課に所属する48歳の巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転、信号無視)の現行犯で逮捕した。

茨城県警・那珂署によると、事件が起きたのは22日の午前3時30分ごろ。同署のパトカーが那珂市中台付近の国道349号線をパトロールしていたところ、赤信号を無視して左折していく乗用車を発見。マイクで停止を命じた。

運転していた男は「道に迷ってしまった」と言い訳したが、呼気が酒臭いことに気づいた警官がアルコール検知を実施。男の呼気から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。後の調べで男は現職の警官と発覚。勤務終了後にひたちなか市内の飲食店でビールをジョッキ2杯と日本酒コップ2杯を飲んだ後、自宅に帰る途中だったという。

発見当時、男は自分がどこを走ってるのか把握していなかったようで、警察では「検出されたアルコール分は酒気帯び量の下限値だったが、実質的には泥酔に近かったのではないか」と分析している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る