迷子の酒気帯びドライバー、現職警官だった

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茨城県警は22日、酒気帯び起因とみられる信号無視を行ったとして、ひたちなか東署の刑事・生活安全課に所属する48歳の巡査部長を道路交通法違反(酒気帯び運転、信号無視)の現行犯で逮捕した。

茨城県警・那珂署によると、事件が起きたのは22日の午前3時30分ごろ。同署のパトカーが那珂市中台付近の国道349号線をパトロールしていたところ、赤信号を無視して左折していく乗用車を発見。マイクで停止を命じた。

運転していた男は「道に迷ってしまった」と言い訳したが、呼気が酒臭いことに気づいた警官がアルコール検知を実施。男の呼気から酒気帯び相当量のアルコール分を検出したため、道交法違反の現行犯で逮捕した。後の調べで男は現職の警官と発覚。勤務終了後にひたちなか市内の飲食店でビールをジョッキ2杯と日本酒コップ2杯を飲んだ後、自宅に帰る途中だったという。

発見当時、男は自分がどこを走ってるのか把握していなかったようで、警察では「検出されたアルコール分は酒気帯び量の下限値だったが、実質的には泥酔に近かったのではないか」と分析している。

《石田真一》

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