キャリーバッグが挟まれ、バスに引きずられる

自動車 社会 社会

24日、群馬県高崎市内の国道で、路線バスが乗客の降車中にドアを閉めて発進。女性が持っていたキャリーバッグがドアに挟まれ、走り出したバスに引きずられて重傷を負う事故が起きた。警察では運転手から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

群馬県警・高崎署によると、事故が起きたのは24日の午後8時30分ごろ。高崎市台新田町付近の国道354号線で、群馬中央バスが運行する高崎市内循環の路線バスから74歳の女性が降車しようとしたところ、58歳の男性運転手がこれに気づかずにドアを閉め、そのままバスを発進させた。

女性の持っていた車輪付きのキャリーバッグの一部がドアに挟まれたままとなったが、直後にバスが走り出したため、女性はこれを手放せずにそのまま転倒。バスの左後輪に腕を踏まれ、左腕の骨を折る重傷を負った。

警察ではバスの運転手から事故当時の状況について事情を聞いているが、これに対して運転手は「女性はすでに降車を終えたものと思っていた」と証言。所定のダイヤよりも遅れていたため、急いでいたことについても大筋で認めているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る