イギリスの民間調査会社SBD社は、自動車におけるブルートゥース(Bluetooth)通信機能の利用は、今後2−5年以内に拡大するとの見通しを示した。
ブルートゥース通信機能は、携帯電話のハンズフリーキットとして使用されることが多い。2002年には、BMWが初めてブルートゥース通信機能を搭載したモデルを発売したものの、対応する携帯電話の機種が少なく普及は今ひとつの状態。
SBD社では、携帯電話向けのブルートゥース用チップの価格低下により、2007年までに50%以上の携帯電話がブルートゥース対応になる。さらに、カーオーディオシステムにブルートゥースが搭載され、それを通じて携帯電話のハンズフリーが利用されるようになると予測。
自動車におけるブルートゥースの利用は、今後2−5年以内に拡大する、との見通しを示している。