免許取得に合格できないイライラ、鉄パイプ振り回す

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7月26日午後、運転免許の取得試験に合格できない腹いせに、鉄パイプを降りまわして運転免許センターの建物の一部を破壊。制止した職員にも殴りかかって軽傷を負わせたとして、16歳の少年を公務執行妨害や器物損壊の現行犯で逮捕した。

静岡県警・運転免許課によると、事件が起きたのは7月26日の午後12時5分ごろ。沼津市足高付近にある県警・東部運転免許センターの1階入口付近で、少年が鉄パイプを振り回し、玄関の窓ガラスを破壊しているのを巡回中の警察官が発見した。

この警察官が制止しようとしたが、少年は大声を上げながら接近。この警察官にも危害を加えようとした。別の警察官も応援に駆けつけ、数人掛かりで少年の身柄を取り押さえ、公務執行妨害や器物損壊の現行犯で逮捕している。

その後の調べで、逮捕されたのはこの試験場に普通自動2輪の免許を取得しに訪れていた16歳の少年と判明している。この少年はこれまでに技能試験を数回受けているが、いずれも不合格だった。

このため、少年は「自分が免許を取得できないのは警察(試験場)が悪い」と考え、近くの畑で拾った鉄パイプを振り回したという。

《石田真一》

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