【アウディ A6アバント 詳報】その1 こだわりのフォルムと質感

自動車 ニューモデル 新型車
【アウディ A6アバント 詳報】その1 こだわりのフォルムと質感
【アウディ A6アバント 詳報】その1 こだわりのフォルムと質感 全 6 枚 拡大写真

『美しいワゴンをアバントと呼ぶ』をキャッチフレーズに掲げるアウディが送り出した新型『A6』アバント。昨年9月に登場したA6セダンのエステートワゴンタイプであり、先代から全長は+130mm、全幅では+45mmとひと回りサイズアップしたボディには貫禄すら漂う。最近のアウディの例に漏れず、フロントマスクは“シングルフレーム”に改められ、リヤセクションでは『A3』スポーツバックや『A4』アバントにも通じるデザインを採用。ひと目で新型だとわかるスタイリングに一新されている。

しかし、そのいっぽうで連綿と受け継がれているアバントの伝統的なシルエット、すなわち低いウインドと流れるようなルーフラインを踏襲。伝統とモダン、そして優雅さが一体となった姿はタメ息が出るほどの美しさ。改めてアウディのデザイン力の高さを実感できる。

いっぽう、インテリアではスイッチ式のパーキングブレーキや手もとのダイヤルで何通りもの機能が操作可能な“MMI”などの最先端のインターフェイスを備えつつ、細部に渡ってプレミアムメーカーたるアウディの丁寧な仕立てが見て取れる。シットリと手に馴染むステアリング、優しく身体を包み込む快適なシート、小さなツマミひとつに至るまで洗練された操作フィール……。目に見える部分でいえば随所に投じられた上質な素材がそう。たとえば、木目パネルは高級感を演出する際に欠かせないアイテムだが……。

「とくにカタログなどでは謳っていませんが、アウディでは木目調ではなく本木目を使用しています。コストはかかりますが、素材も本物にこだわってこそ、本当のプレミアムモデルなのだと考えています」(アウディ ジャパン マーケティング部 青木 徹さん)さらに付け加えるなら、一部パネル類やドア内側のノブなどもメッキではなくアルミ製。やはり、アウディの質感に対するコダワリは尋常ではない。(つづく)

《戸塚正人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る