アンダーパスで正面衝突…見通し悪い

自動車 社会 社会

1日、滋賀県大津市内の県道で乗用車とワゴン車が正面衝突し、4人が死傷する事故が起きた。現場はJR東海道線の下を通る立体交差(アンダーパス)で見通しが悪く、警察では対向車線に逸脱したクルマの発見が遅れたことが事故の一因とみている。

滋賀県警・大津署によると、事故が起きたのは1日の午前1時55分ごろ。大津市大将軍3丁目付近にある県道の立体交差で、対向車線側に逸脱してきた22歳の男性が運転するワゴン車と、順走していた18歳の女性が運転する乗用車が最下層(中央部)付近で正面衝突した。

双方のクルマは衝突によって大破し、乗用車を運転していた女性が首の骨を折り、収容先の病院で死亡。同乗していた17歳の女性が腕の骨を折る重傷を負ったほか、19歳の女性と、相手車を運転していた男性も軽傷を負った。

現場はJR東海道線の下を通るアンダーパスで、双方から同時に進入してきた場合には、双方のクルマが視認しにくい状態となる。警察では逸脱してきたクルマの存在気がつくのが遅れ、回避や減速の動作ができないまま衝突したものとみており、逸脱した側の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る