アンダーパスで正面衝突…見通し悪い

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1日、滋賀県大津市内の県道で乗用車とワゴン車が正面衝突し、4人が死傷する事故が起きた。現場はJR東海道線の下を通る立体交差(アンダーパス)で見通しが悪く、警察では対向車線に逸脱したクルマの発見が遅れたことが事故の一因とみている。

滋賀県警・大津署によると、事故が起きたのは1日の午前1時55分ごろ。大津市大将軍3丁目付近にある県道の立体交差で、対向車線側に逸脱してきた22歳の男性が運転するワゴン車と、順走していた18歳の女性が運転する乗用車が最下層(中央部)付近で正面衝突した。

双方のクルマは衝突によって大破し、乗用車を運転していた女性が首の骨を折り、収容先の病院で死亡。同乗していた17歳の女性が腕の骨を折る重傷を負ったほか、19歳の女性と、相手車を運転していた男性も軽傷を負った。

現場はJR東海道線の下を通るアンダーパスで、双方から同時に進入してきた場合には、双方のクルマが視認しにくい状態となる。警察では逸脱してきたクルマの存在気がつくのが遅れ、回避や減速の動作ができないまま衝突したものとみており、逸脱した側の男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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