事故発生を防ごうと停車、仇となる

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4日夕方、群馬県前橋市内の北関東自動車道下り線で、路側帯に停車していた乗用車に後続のトラックが追突。乗用車の後部が大破し、後部座席にいた54歳の男性が死亡する事故が起きた。警察ではトラックを運転していた38歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

群馬県警・高速隊によると、事故が起きたのは4日の午後6時35分ごろ。前橋市上増田町付近の北関東自動車道下り線を走行していた乗用車を運転していた19歳の男性が、前方の道路に大型の脚立が落ちていることを発見。事故に至る可能性があるとして路側帯に停車。後部座席に同乗していた54歳の男性に対して警察に110番するように頼んだ。

この直後、後続のトラックが乗用車に激突。衝突によって乗用車の後部座席付近は大破し、ここにいた男性が死亡。運転していた男性と、助手席にいた別の19歳男性が打撲などの軽傷を負っている。

警察ではトラックを運転していた38歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男性の死亡確認後は容疑を同致死傷に切り替え、捜査を継続している。警察の調べに対し、男は「気がついたら前方にクルマが止まっており、避ける間もなくぶつかった」などと話している。

《石田真一》

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