追突を装い、高級車が奪われる…また大阪

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8日深夜、大阪府大阪市北区内の府道で、57歳の男性が運転する高級乗用車が追突事故を装って接近したグループに奪われる事件が起きた。大阪では同様の事件が昨年から相次いでおり、警察では同一犯の可能性も視野に入れて捜査を行っている。

大阪府警・福島署によると、事件が起きたのは8日の午後10時30分ごろ。大阪市北区大淀南付近の府道交差点で、57歳の男性が自己所有の国産高級乗用車で右折待ちをしていたところ、後続の乗用車がこれに追突してきた。

交差点の中央部で衝突されたため、男性はとりあえず右折を行ってすぐに停止したが、被害確認をしようとクルマを降りたところ、歩道から飛び出してきた男が運転席に乗り込み、そのままクルマを急発進させて逃走。交差点中央部で停止していた追突側のクルマもその場でUターンを行い、走り去っている。

昨年から大阪府内で確認されるようになった自動車窃盗事件の手口と酷似していることや、その手際の良さから、警察では同一犯が犯行に関わっている可能性もあるとして、調べを進めている。

《石田真一》

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