冠水のアンダーパス内で運転手死亡

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13日朝、埼玉県さいたま市岩槻区内にある市道アンダーパスで、側壁にトラックが衝突し、運転していたとみられる男性が倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。男性はすでに死亡しており、状況から前夜の大雨で冠水したアンダーパスに突入し、溺死したものとみられている。

埼玉県警・岩槻署によると、警察が事故発生を認知したのは13日の午前7時20分ごろ。さいたま市岩槻区横根付近の東北自動車道下を通る市道アンダーパス内で、トラックが側面に衝突し、その近くで男性がずぶ濡れの状態で倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。通報を受けた同署員は現場に急行したが、男性はすでに死亡していた。後の調べで、死亡したのは茨城県つくば市内に在住する55歳の男性であることが判明している。

現場付近は12日夜から豪雨となっており、アンダーパスは冠水してかなりの深さになっていたとみられる。男性の運転するトラックはこれを知らずに進入、中央部付近で立ち往生したらしい。男性はフロントガラスを破壊して自力での脱出を試みたものの、何らかの原因で溺れ、死亡したようだ。

埼玉県内では12日夜、南部を中心に1時間に40mmを超える激しい雨が降り、さいたま市内の数カ所や、鳩ヶ谷市、川口市、加須市などで道路が冠水。一部では家屋の床上や床下浸水の被害も出ている。

《石田真一》

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