ディズニーランド行き観光バス、全員就寝中に出火

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15日未明、静岡県沼津市内の東名高速道路上り線・愛鷹パーキングエリア(PA)で、和歌山県内の旅行会社が所有する大型観光バスから突然出火し、エンジンルームを全焼する事故が起きた。乗客45人は出火当時就寝していたが、全員が車外に脱出し、ケガ人は出なかった。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前4時30分ごろ。和歌山県内の旅行会社が所有する大型観光バスが沼津市宮本付近の東名高速道路上り線を走行していたところ、後部から白い煙が立ち上っていることに54歳の運転手が気がついた。この運転手は最寄の愛鷹PAにバスを止めて点検しようとしたところ、PAに停車した直後には火がエンジンルームを包み始めていた。

当時このバスには45人の乗客が乗車しており、全員が就寝中だったが、運転手は「火事が起きた」と乗客を起こして車外に一斉避難をさせた。火はなおも強くなったが、近くに停車していたトラックの運転手なども消火作業に協力。初期消火が功を奏し、エンジンルームを全焼したところで消し止められた。乗客にケガは無かったという。

バスには大阪市から千葉県浦安市の東京ディズニーランドに向かうツアー客が乗っていたが、主催する旅行会社が地元のバス会社から代替車両を手配。現地を予定より2時間遅れで出発している。

《石田真一》

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