バス出火、44人が高速道路を歩いて避難

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16日深夜、千葉県柏市内の常磐自動車道上り線で、浦和中央交通が所有する大型観光バスから突然出火。乗客乗員44人が路肩を歩いて避難する事故が起きた。脱出した人たちは現場から約3.5km離れたインターチェンジ(IC)を目指していたが、途中からは駆けつけた消防車や救急車に乗り換えている。

茨城県警・高速隊によると、車両火災が発生したのは16日の午後11時30分ごろ。柏市十余二付近の常磐自動車道上り線で、岩手県内から千葉県内に向かっていた団体客の乗った浦和中央交通所有の大型観光バスから突然出火。エンジンルーム付近から炎が立ち上った。

現場は立体交差によるトンネルが連続する区間だったこともあり、運転手は路肩にバスを緊急停車させ、乗っていた乗客42人と添乗員1人に対して車外に脱出するように促した。

脱出した乗客らは約3.5km離れた場所にある流山ICを目指して歩き出したが、通行中の車両から警察に対して「本線の路肩を多数の人が歩いていて危険だ」などとの通報も相次いだ。

同じ頃、火災発生の通報を受けて消防車や救急車も現場に急行したが、「二次災害が起きる可能性が高く、可及的速やかに対処すべきは乗員の輸送」と判断。歩いていた人たちを保護し、同ICまでピストン輸送している。

バスは三菱ふそう製で、警察では出火の原因を調べている。この団体はもっと早い時間帯に帰着する予定だったが、同日の正午前に宮城県内で発生した地震の影響で足止めされていたという。

《石田真一》

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