缶ビールが国道を埋め尽くす

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17日、福岡県穂波町内の国道で、対向車線側に逸脱した大型トラックが道路脇の電柱に激突。運転していた49歳の男性が死亡する事故が起きた。周囲には積荷の缶ビールが散乱。これを回収するため、現場では約7時間に渡って車線規制が行われた。

福岡県警・飯塚署によると、事故が起きたのは17日の午前5時ごろ。穂波町国枝付近の国道200号線で、49歳の男性が運転する大型トラックが中央分離帯を乗り越え、対向車線側に逸脱、道路右側の電柱に激突した。衝突によってトラックの運転席から荷台前部が大破し、運転していた男性は車内に閉じ込められた。男性は首や頭の骨を折っており、現場にて死亡が確認されている。

トラックは甘木市内から北九州市内に向けて缶ビールなどを輸送していたが、現場付近には大破した荷台から落ちた積荷が散乱。これを回収するため、現場付近は約7時間に渡って交互通行や片側1車線通行の規制が行われ、物流の動脈といわれる国道の混乱は終日続いた。

現場は片側2車線の緩やかな左カーブで、警察ではスピードの出し過ぎで曲がれなかったか、運転手が居眠り運転をしていてハンドル操作が適切にできなかった可能性などを事故原因として推測している。

《石田真一》

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