17日午前、東京都目黒区内の区道で外国製の大型RVがガードレールや電柱に衝突を繰り返す事故が起きた。運転していた男性は現場にクルマを放置したまま逃走していたが、約30分後に現場に戻ってきたため、現場検証中の警察官が身柄を確保している。
警視庁・目黒署によると、事故が起きたのは17日の午前10時ごろ。目黒区下目黒付近の区道で、走行中の大型RVが車線を逸脱してガードレールに衝突。近くにある民家の軒先にある立ち木にも衝突した。クルマは衝突によって前部が損傷したが、今度は勢いよくバック。そのまま約30mをかなりの速度で走り抜け、反対側の電柱やガードレールに激突し、ようやく停止した。
RVには男女4人が乗車していたが、運転者を含む全員がクルマを捨てて現場から逃走。車両価格が1000万円近い高級輸入車であったことから、盗難の可能性もあるとして捜査を開始した。
その後、運転していたと名乗る男性は酒に酔った状態で現場に戻ってきたため、居合わせた警官が男性の身柄を確保。器物損壊や道路交通法違反などの容疑で任意による事情聴取を行っている。
