よく似ていたけど別人…車上荒らしで誤認逮捕

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愛媛県警は17日、車上荒らしを行ったとして窃盗容疑で逮捕した少年が容疑に関係ない別人だったことが判明。この少年を釈放するとともに、別の19歳少年を同容疑で改めて逮捕した。しかし、当初に逮捕された少年は、改めて逮捕した少年が犯行に及んだことを知っていた可能性が高く、警察では引き続き犯人隠避容疑で任意の事情聴取を行っている。

愛媛県警・今治署によると、問題の事件は14日の午後1時45分ごろに発生している。今治市桜井付近にある公園の駐車場で、いずれも20歳前後とみられる若い男2人が駐車中の軽自動車の窓ガラスを破壊。車内に置いてあったバッグを盗んでいった。警察では窃盗事件として捜査を開始。目撃情報にあった容姿に酷似した19歳の少年と20歳の男を近くの海岸で発見。容疑を大筋で認めたため、接頭容疑で逮捕した。

逮捕された19歳の少年は、取り調べに対して「自分がやった」などと話していたが、15日午後までの逮捕当時にも行動を共にしていた別の19歳少年が「実は自分がやりました」と警察に出頭。20歳の男も「最初に逮捕した少年は無関係で、後から来たやつと一緒にやった」などと供述したため、警察では誤認逮捕がなされたものとして16日未明に少年を釈放。出頭してきた少年を改めて逮捕した。

調べに対し、最初に逮捕した少年は「自分に心当たりがないので、たぶんあいつだろうなとは思ったが、友人なのでかばった」などと供述。警察では誤認逮捕を謝罪しつつ、今度は犯人隠避容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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