シニアカーの89歳、2台にはねられ死亡

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17日、茨城県ひたちなか市内の県道で、シニアカー(電動車いす)で道路を横断しようとしていた89歳の女性が乗用車2台に相次いではねられ、死亡する事故が起きた。警察では最初に女性をはねた60歳の男を業務上過失致死の現行犯で逮捕している。

茨城県警・ひたちなか西署によると、事故が起きたのは17日の午後7時55分ごろ。ひたちなか市市毛付近の県道で、近くに住む89歳の女性がシニアカーに乗って道路を横断しようとしたところ、60歳の男が運転する乗用車と衝突した。

シニアカーは女性を乗せたまま対向車線側に弾き飛ばされて転倒。路上に投げ出された女性を対向車線を進行してきた別のクルマがはねた。女性は近くの病院に収容されたが、全身を強く打っており、事故から約1時間後の午後9時ごろに死亡している。

警察では最初に女性をはねたクルマを運転していた男を業務上過失致死の現行犯で逮捕。2度目にはねたクルマの運転者からも同容疑で事情を聞いている。現場は片側1車線の直線道路で、見通しは良いものの、街灯が少ないために夜間は若干暗く、視界が悪くなることもあるという。

《石田真一》

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