警官を挑発して、仲間の逃走を手助け

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駐車違反標章(いわゆるワッカ)を警察官の前で故意に損壊し、この際に発生したゴタゴタに乗じて無免許運転を行っていた男の逃走を幇助したとして、京都府警は17日、京都市伏見区内に在住する24歳の男を道路交通法違反(無免許運転幇助、違法駐車標章取り除き)などの容疑で逮捕した。無免許運転を行った23歳の男はすでに道交法違反容疑で逮捕されている。

京都府警・七条署によると、事件が起きたのは7月28日の午後10時30分ごろ。下京区堀川通り付近の市道で同署員が違法駐車の摘発を行っていたところ、このうち1台に歩み寄った24歳の男が駐車違反標章のワイヤを切るなど、署員の前で損壊行為を行った。男は警官に対して「こっち来い」などと挑発。警官が男を追跡しようとしたところ、付近から1台のクルマが急発進して走り去った。警官を引きつけようとしていた男も走って逃走した。

後の調べで、逃走車を所有する23歳の男は違反累積で免許停止中だったことがわかり、警察ではこの男から任意で聴取を行ったところ、無免許運転の発覚を逃れるため、知人に逃走の手助けを行うよう依頼していたことが明らかになった。この手助けが駐車違反標章の損壊だったことも後の調べで明らかとなり、警察では両者の逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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