快感が忘れられず無免許で…ルーレット族を逮捕

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警視庁は18日、東京都港区内の首都高速・湾岸線などで制限速度を大幅に上回る速度で走行していたとして、22歳の男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕した。男はいわゆる「ルーレット族」で、容疑を大筋で認めているという。

警視庁・高速隊によると、道交法違反容疑で逮捕された男は7月18日の午前1時50分ごろ、首都高速湾岸線で制限速度を大幅に超えた118km/hで走行しているところをルーレット族を警戒中のパトカーに発見された。パトカーはただちに追跡を開始したが、男のクルマはさらにスピードを上げて逃走している。

だが、このクルマは今年6月にレインボーブリッジ上を180km/hで暴走するという、別の速度超過違反容疑で摘発を受けたクルマと酷似していることに隊員が気づき、所有していた22歳の男から任意で事情を聞いていたところ容疑を大筋で認めたため、男を道交法違反容疑で逮捕。証拠品として車両も押収した。

調べに対して男は「高速度で走り抜ける快感が忘れられなかった。当日は無免許の発覚を恐れて逃げた」などと話している。首都高速ではルーレット族に関連した事故が昨年だけで144件も発生しており、警察では今後も摘発を強化する方針だ。

《石田真一》

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