18日夜、奈良県上牧町内の町道で、乗用車と2人乗りの原付バイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でバイクに乗っていた14歳と15歳の男子中学生が路上に投げ出され、頭を強打して死亡している。
奈良県警・西和署によると、事故が起きたのは18日の午後9時5分ごろ。上牧町上牧付近の町道交差点で、右折しようとしていた44歳の男が運転する乗用車と、直進してきた2人乗りの原付バイクが出会い頭に衝突した。
衝突によって、バイクに乗っていたいずれも中学3年生の男子生徒2人（14歳と15歳）が路上に投げ出され、頭を強打して間もなく死亡した。2人とも無免許で、ヘルメットも着用していなかった。現時点ではどちらが運転していたのかはわかっておらず、バイクも盗難車とみられるが入手経路は不明だという。
警察では乗用車を運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。2人の死亡確認後は容疑を同致死に変更している。現場は見通しの良い交差点で、警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、調べを進めている。
