ダイアナ妃の事故は、やはり「事故」だった。

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1997年8月31日に、パリで起きたダイアナ元英皇太子妃の交通事故死は、やはり「事故」だった、と結論づける報告がまとまった、と英『イブニング・スタンダード』紙が報じている。

これは、故ダイアナ妃と、当時、恋人と噂されていたドディ・アルファイド氏が乗ったメルセデスベンツが、パリ市内のトンネル内部に衝突し、運転手も含め3人が死亡した事件。

生前、故ダイアナ妃が、「交通事故を装ったかたちで暗殺されるかもしれない」というメモを残していたことから、イギリス王室による謀殺説がささやかれてきた。

しかし、イギリス政府が主導するオペレーション・パジェット(Operation Paget)と呼ばれる、200万ポンド=4億円をかけた再捜査プロジェクトチームは、事故を起こしたメルセデスベンツをフランスから取り寄せ、現在の検査技術を駆使して、徹底的な再調査を行った。その結果、ブレーキやシートベルトはきちんと作動しており、運転手の運転ミスによる事故と結論づけたという。

正式な報告書は来年春に公表される予定と、『イブニング・スタンダード』紙は伝えている。

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