盗難バイクに乗っていた少年2人死傷、運転していたのは誰か

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25日、神奈川県川崎市幸区の国道で、直進していた大型トラックと、右折してきた2人乗りの原付バイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクに乗っていた15歳の少年2人は路上に投げ出され、このうちの1人が死亡。もう1人が右足骨折の重傷を負っている。

神奈川県警・幸署によると、事故が起きたのは25日の午前2時20分ごろ。川崎市幸区戸手2丁目付近の国道1号線で、32歳の男性が運転する大型トラックが交差点を直進しようとしたところ、直前で右折してきた2人乗りの原付バイクと出会い頭に衝突した。トラック側の減速がほとんど間に合わなかったため、バイクは衝突の衝撃で約10m弾き飛ばされ、乗っていた2人も相次いで路上に投げ出された。

この事故で川崎市中原区内に在住する15歳の少年が全身強打で間もなく死亡。川崎市幸区内に住む15歳の少年は右足の骨を折る重傷を負っている。

バイクは今年7月に川崎市中原区内で盗まれたもので、重傷を負った少年は「死亡した少年が乗り回していた」などと話しているという。しかし、事故当時にどちらが運転していたのかはわかっておらず、警察では少年の回復を待ち、事故当時の状況やバイクの入手先について詳しく事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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