シートベルト未着用の摘発逃れようと警官ひきずる

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神奈川県警は26日、シートベルト未着用を発見して抑止命令を出した警察官をクルマで引きずり、軽傷を負わせたとして30歳の男を公務執行妨害と殺人未遂の容疑で逮捕した。

神奈川県警・藤沢署によると、事件が起きたのは26日の午前11時ごろ。同署・地域課の31歳巡査部長が藤沢市川名1丁目付近の県道をパトロールしていたところ、シートベルト未着用の状態で軽トラックを運転している男を発見し、停止を求めた。男は指示に従おうとしないため、警官が窓から半身を入れてクルマのキーを抜こうとしたところ、男はアクセルを踏んで急発進。警官は約150m先で振り落とされ、右足などを打撲する軽傷を負った。男はそのまま逃走している。

警察では公務執行妨害と殺人未遂の容疑で捜査を開始。周辺の捜索を行っていたところ、現場近くでよく似たクルマを発見。運転していた30歳の男に職務質問を実施したところ、容疑を大筋で認めたために緊急逮捕した。

取り調べに対し、男は「会社のクルマだし、車検証が搭載されていなかったため逃げた」などと話しているという。

《石田真一》

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