ブレーキが甘く電車と衝突…動いているのに気付かず

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27日、東京都国分寺市内にある西武鉄道・国分寺線の踏切で、踏切待ちをしていた乗用車が通過してきた普通電車と接触する事故が起きた。双方に負傷者は出なかったが、警察では運転していた男性から過失往来危険容疑で事情を聞いている。

警視庁・小金井署によると、事故が起きたのは27日の午後3時55分ごろ、国分寺市北町付近の西武国分寺線・鷹の台−恋ヶ窪駅間の踏切で、踏切待ちをしていた70歳代の男性が運転する乗用車が徐々に前進し、通過中の普通電車と接触する事故が起きた。乗用車は前部が中破したが、乗っていた2人にケガは無く、電車の乗客や乗員にも負傷者は出なかった。

警察の調べによると、事故を起こしたクルマは踏切の遮断機が作動したために列の先頭で停止していた。ところがブレーキの踏み方が甘く、AT車だったこともあり、徐々に前進。遮断機よりも前にクルマの前部が進入し、電車への衝突に至ったものとみられている。運転していた男性はクルマが動き出していることを認識できていなかった。

警察では過失往来危険容疑で引き続き捜査を行う方針だ。

《石田真一》

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