縁石を乗り越え衝突、7人が死傷

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3日、埼玉県鴻巣市内の国道17号線で、走行中のワゴン車が中央分離帯を乗り越えて対向車線側に進入し、乗用車や大型トレーラーと次々に衝突する事故が起きた。この事故で7人が死傷している。

埼玉県警・鴻巣署によると、事故が起きたのは3日の午前2時40分ごろ。鴻巣市加美2丁目付近の国道17号線で、19歳の男性が運転していたとみられるワゴン車が中央分離帯の縁石を乗り越え、そのまま対向車線側に進入した。ワゴン車は順走していた26歳の女性が運転する乗用車、26歳の男性が運転する大型トレーラーと相次いで衝突、大破した。

この事故でワゴン車に乗っていた4人のうち、運転していた男性と助手席に乗っていた19歳の女性、後部座席に同乗していた18歳の女性が全身を強く打って即死。後部座席に同乗していた19歳の男性が全身強打の重傷を負った。また、最初に衝突した乗用車の助手席に同乗していた24歳の男性が腹部強打で重体、運転していた女性が打撲などの軽傷を。トレーラーの運転手も足を打撲する軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。ワゴン車は中央分離帯として設置されていた高さ25cmの縁石を斜め方向から乗り上けでおり、警察ではスピードの出しすぎが事故の直接原因とみて、唯一生存している男性の回復を待ち、事故直前の状況について詳しく話を聞く方針だ。

《石田真一》

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