【レクサスGS詳報】その3 レクサスのブランド進化は止まらない

自動車 ニューモデル 新型車
【レクサスGS詳報】その3 レクサスのブランド進化は止まらない
【レクサスGS詳報】その3 レクサスのブランド進化は止まらない 全 8 枚 拡大写真
アメリカで誕生して足掛け16年。その大成功を受けてレクサスが日本上陸。しかし、日本国内市場の現状はアメリカとは大きく違う。リローンチ(新生した)レクサスはさらに進化していく。

レクサス『GS』のチーフエンジニア、三吉茂俊さんに質問をぶつけてみた。

レクサスはまだまだ進化していくとのハナシですが、GSは完成形なのでしょうか?

「GSは今年1月、輸出向けが立ち上がっています。その時点で100点のクルマになっています。それを今回、日本国内向けとして120点のクルマに仕上げました。まだまだ満足していません。その20点の差は、設計も含めた作りこみの部分です。ハードは基本的に変えていません。今後もお客様の反応を見て、よくすべきところは改善していきます」

アメリカのレクサスは、メルセデスをライバル視して来た経緯がありますが、日本では? 

「アメリカには過去16年、レクサスブランドを引き上げてきた国民性、文化、そして歴史があります。メルセデス、BMWどうこうでなく、レクサス独自の価値観を認めていただいている。これから欧州、日本で(レクサスが)どれだけ浸透していくかがとても楽しみです」

アメリカのレクサスは、販売台数において、『RX』(日本でハリアー)、『ES』(日本でウインダム)が柱になっている。日本ではレクサスの商品ラインアップが違い、GS、ISが柱になる。この路線は全世界的に広がるのでしょうか?

「販売台数の面でRX、ESの貢献度は高い。ですが、これで本当にいいのか? メインストリームに『LS』、GS、『IS』があるべきです。メインストリームを、もっともっと数の面で伸ばしていかないと、真の意味でのレクサスの成功はないと思っています。いま(アメリカで)大成功しているうちに、(世界的な)レクサスブランドの再構築を目指しています」

(各方面からの情報によると)今後レクサスは、LS、IS・2ドア、LF-A(スーパースポーツ)、プレミアム・ハイパフォーマンス系など、さらなるラインアップ強化を遂げていくようだ。

《桃田健史》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 【ホンダ プレリュード 新型試乗】タイプRのシャシー技術で「剛性重視」の走りと思いきや…島崎七生人
  5. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る