パトカーに追跡され衝突、死亡…仲間は逃亡

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12日、兵庫県川西市内で、パトカーに追跡されていたバイクがカーブを曲がりきれずに対向車線側に逸脱し、順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で18歳の男性が全身強打が原因で死亡している。

兵庫県警・川西署によると、事故が起きたのは12日の午後5時ごろ。川西市清和台東3丁目付近の市道をパトロールしていたパトカーが、ナンバープレートを折り曲げ、判読不能にしていた原付バイクを発見した。パトカーに乗務していた警察官は職務質問を行おうと、マイクで停止を呼びかけたところ、このバイクと、一緒にいた別のバイクの2台が連なって逃走を開始した。

パトカーはそのまま追跡を始めたが、一緒にいた方のバイクはスピードを出し過ぎて左カーブを逸脱、対向車線に飛びこみ、順走していた乗用車と正面衝突した。バイクを運転していた18歳の男性は路上に投げ出され、近くの病院に収容されたが、全身打撲が原因で死亡している。ナンバーを折り曲げた方のバイク(本来の追跡対象)は止まらずに逃走している。

警察では「2台とも停止命令の後にスピードを上げて逃走を開始しており、不審車両を追跡するという行為自体は正当だ」とコメントしている。

《石田真一》

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