小学生をひき逃げしたのは小学校教諭

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兵庫県警は13日、兵庫県神戸市北区内で小学生の女児をひき逃げする事故を起こしていたとして、52歳の小学校教諭の女を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。女は「人に当たったとは思わなかった」と容疑を否認している。

兵庫県警・有馬署によると、問題の事故は9日の午後8時25分ごろに発生。神戸市北区有野中町付近の県道交差点で、6歳の女児が横断歩道を歩いていたところ、左折してきた乗用車にはねられた。女児は転倒した際に頭を強打し、頭蓋骨を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま現場から逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報や自動車修理工場に対する聞きこみから、現場近くに住む52歳の小学校教諭の女が事故に関与した可能性が高いとして任意による事情聴取を続けてきた。女は「何かに当たったかもしれないという感触はあった」などと話ながらも、ひき逃げ事故への関与は強固に否定していた。

だが、車両の分析などを進めた結果、この女が容疑に関与したことが確定的になったことから、13日未明に逮捕している。警察では女が事故について本当に認識していなかったのかどうか、厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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