無免許の発覚を恐れ、ひき逃げ

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13日、京都府京都市左京区内の交差点で、36歳の男性が運転するバイクが普通トラックと出会い頭に衝突。男性が重傷を負う事故が起きた。トラックは現場から逃走したが、事故から約3時間後に34歳の男が警察に出頭、緊急逮捕されている。

京都府警・川端署によると、事故が起きたのは13日の午前5時20分ごろ。京都市左京区新堺町通仁王門付近の市道交差点で、36歳の男性が運転するバイクと、普通トラックが出会い頭に衝突した。男性は路上に投げ出されて全身を強打、顔や肩、胸などの骨を折る全治2カ月あまりの重傷を負ったが、トラックを運転していた男は男性を救助せず、トラックの車体の下に潜り込んだバイクを無言で撤去し、そのまま現場から逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約3時間後の午前8時20分ごろ、宇治市内に在住する34歳の男が勤務する運送会社の上司に連れられて警察に出頭。ひき逃げの事実を認めたため、業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕した。

男は違反累積によって、今年7月下旬から免許を停止されていたが、これを会社に報告しないまま働き続けていた。警察では無免許の発覚を恐れて逃走したものとみている。

《石田真一》

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