人気の老舗にRVが突入、3人死傷

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14日、大分県大分市内の国道で、走行中のRVが歩道に乗り上げ、道路沿いの和菓子店に突っ込む事故が起きた。和菓子店は軒先付近が大破し、店舗前にいた警備員が死亡、店員ら2人が重軽傷を負っている。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは14日の午後1時ごろ。大分市生石港町付近の国道10号線で、走行中のRVが路外に逸脱。そのまま歩道内に進入して暴走。約20m進み、道路沿いにある老舗の和菓子店に突っ込んだ。

店の前には混雑対応として派遣された58歳の警備員が軒先に立っていたが、RVはこの女性もろとも店内に突入しており、この女性が全身を強く打って間もなく死亡。また店内で作業していた66歳の男性従業員が右足の骨を折る重傷。さらにこの店の近くにあるバス停にいた80歳の女性も逃げる際に転倒し、足などを打撲する軽傷を負っている。

警察ではRVを運転していた45歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。これまでの取り調べで、男は「ハンドル操作を誤ってしまった」などと話しているようだ。

《石田真一》

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