店のシャッターを破壊しながらクルマは走る

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15日、兵庫県神戸市灘区内の商店街で、車両通行が禁止された幅員約2mの道路を乗用車が暴走し、商店のシャッターやショーケースなどを破壊する事件が起きた。乗用車に乗っていた男女3人は現場から逃走したが、クルマの所有者である20歳の男を特定し、道路交通法違反容疑で逮捕した。

兵庫県警・灘署によると、事件が起きたのは15日の午前1時15分ごろ。神戸市灘区水道筋2丁目付近にある商店が立ち並ぶアーケード街(通称:畑原市場)に乗用車が進入。幅員が2m以下しかない車両通行禁止の道路を通過しようとした。

だが、クルマの横幅が道路幅よりも勝っていたことから、、クルマは左右にある店舗のシャッターやショーケースに行く手を阻まれる状態に陥った。クルマは前後進を繰り返し、シャッターを店舗の軒先から引き剥がすような勢いで強引に進行を続けたが、最終的には店舗のひとつに飛び込み、そこで立ち往生した。被害を受けた店は19軒だった。

乗っていた男女3人は、その場にクルマを放置して徒歩で逃走したが、警察ではナンバープレートからこのクルマを所有する20歳の男を割り出し、道交法違反(事故不申告)容疑で任意による事情聴取を続けていた。その結果、この男が「道に迷ってパニックになっていた。ちょっと狭いが、なんとか通り抜けられると思った」など供述。容疑を大筋で認めたものと判断し、逮捕している。

《石田真一》

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