無人のクルマ、建設会社の事務所に突入して炎上

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15日未明、京都府井手町内で建設会社の事務所に乗用車が突っ込み、建物ごと燃え上がる事件が起きた。クルマは無人で、棒を使ってアクセルを踏みこむ状態で固定されており、警察では悪質な嫌がらせとみている。

京都府警・田辺署によると、事件が起きたのは15日の午前2時55分ごろ。井手町井手合藪付近にある建設会社の事務所1階に乗用車が突っ込んでいるのを住み込みの従業員が発見。警察に通報した。クルマは加速を続けていたことから、タイヤ付近から出火。建物に延焼し、1階部分(約100平方メートル)とクルマを全焼し、約50分後に鎮火した。

その後の調べでクルマは無人だったこと、アクセルペダルは棒を使い、踏みこんだ状態に固定されたことが判明している。また、ナンバープレートは前後とも外されていたことから、警察ではこの会社を狙った悪質な嫌がらせ事件と断定。現住建造物等放火事件として捜査を開始している。

警察では会社の関係者に事情を聞き、暴力団などとトラブルが無かったかどうかについても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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