小学生の集団にクルマ…「中秋の名月」の行事で事故

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18日夜、千葉県市原市内の県道で、道路左側を集団で歩いていた小学生が、後ろから走ってきたクルマにはねられる事故が起きた。歩いていた6人全員がはねられ、軽傷を負っている。

千葉県警・市原署によると、事故が起きたのは18日の午後7時5分ごろ。市原市永吉付近の県道を歩いていた小学生児童6人の列に対し、20歳の女が運転する乗用車が後方から突っ込んできた。女はブレーキを掛けたが完全な減速には間に合わず、20-30km/hの速度で小学生に衝突。6人全員が転倒し、腕や頭などを打撲する軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた女を業務上過失傷害の現行犯で逮捕としている。

現場の道路は幅員約6mで、センターラインで車線の区画は行われていない。軽自動車の進行方向に向かって下り坂で、さらには緩やかな左カーブとなっている。街路灯の設置はあり、小学生が歩いていた付近は明るかった。

被害に遭った小学生は、地元に慣習として伝わる「中秋の名月」の行事として、近隣の家に菓子を貰うために歩いていたという。警察ではカーブを進行中の女が小学生を発見することが遅れたとみて、事故の経緯を調べている。

《石田真一》

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