交通トラブルで腹を立て、息子に襲撃命じた母親

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駐車を巡る交通トラブルが原因で郵便局員に腹を立て、自分の息子に対して郵便局を襲撃してくるように命じたとして、大阪府警は23日、堺市内に在住する43歳の女と、実行犯の少年2人を器物損壊容疑で逮捕した。

大阪府警・泉北署によると、警察が事件を認知したのは20日朝。堺市茶山台3丁目付近にある泉北狭山台郵便局の局員から「局舎のガラスが破壊された」との通報が寄せられた。同署員が現場に急行して確認したところ、局舎入口の自動ドアや、ガラス製の壁面の一部が割られていた。

この郵便局では今月上旬にも同様の被害を受けており、警察が防犯ビデオの分析を進めたところ、近くに住む43歳の女と、その長男で16歳の少年、そして友人とみられる14歳の少年が犯行に絡んだことが判明。器物損壊容疑での逮捕に踏み切った。

女は以前から郵便局前に路上駐車を繰り返し、局員や近隣住民とトラブルになっていた。調べに対して女は「16日にクルマを止めたとき、迷惑駐車と大書きされた紙を貼られて腹が立った」と供述。犯行に及んだ少年も「母親から郵便局にやったれと言われた」などと容疑を認める供述をしており、路上駐車を巡る交通トラブルが事件の原因になったとみられている。

ただし、女は容疑を否認。長男への命令については「やったれと言ったかもしれないが、郵便局を狙えとは言っていない」などと話しているという。

《石田真一》

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