ポルシェがVWの筆頭株主になった理由は?

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェがVWの筆頭株主になった理由は?
ポルシェがVWの筆頭株主になった理由は? 全 1 枚 拡大写真

ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは、25日(現地時間)、フォルクスワーゲン(VW)の発行済み株式の20%を取得すると発表した。買収金額は33億ユーロ(4450億円)となる見通し。

現在、VWの筆頭株主はドイツ、ニーダーザクセン州で株式の18.2%を保有。VW自体が13%を保有しており、これにポルシェが今後取得する20%が加わると、51.2%となり過半数を超える。

先週VWの株価は、米国人投資家カーク・カーコリアンを含む国外の投資家による買収の噂が流れ、20%近くも値上がりした。こうした敵対的買収を阻止するために、ポルシェがVWに救いの手を差し伸べたというのが株式市場の見方だ。

またポルシェのSUV『カイエン』がVWの工場で生産されていることや、両社がハイブリッド車の共同開発を進めていることなどから、独『シュピーゲル』誌は、「もしポルシェがVWの株式を取得しなければ、(VWが敵対的買収されると)ポルシェ自体が危険にさらされることになるだろう」と分析している。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る