三菱自動車が発表した8月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比22.3％増の10万3774台と、2ケタの大幅増となった。
国内生産は、国内販売の回復と輸出が堅調で、同57.8％増の4万5847台と3カ月連続でプラスだった。リコール問題で前年同月に半減したのが回復してきた。
国内販売は軽自動車『eK』シリーズや『コルト』シリーズが堅調で同23.5％増の1万2530台と、4カ月連続でプラスとなった。全体のシェアは3.6％となり、前年同月と比べて0.8ポイントアップした。
輸出はアジア向け、欧州向けは低調だったものの、北米向けが回復し同19.0％増の3万3803台と、2カ月ぶりにプラス。
海外生産は北米向けがマイナスだが、アジア向け、欧州向けが好調で同3.7％増の5万7927台と、5カ月ぶりのプラスとなった。
