トヨタは乗降性を考慮した車いす仕様車から操作系統を一元化したフレンドマチック車など、幅広くラインナップを誇るウェルキャブシリーズを展示。このなかでユーザーから要望の多かった機能として、3つの新機能をコンセプトモデルに盛り込んでいる。
まず、助手席側スライドドアが特徴の『ポルテ』には、その特徴を最大限活かしたサイドアクセス仕様車にフレンドマチックを融合させたコンセプトモデルを用意。前座2脚が車いすというシチュエーションを具現化。
そして、ライトグリーンカラーのウェルキャブコンセプト『アクティブ』は、車いすを後部座席位置ではなく運転席から手の届く範囲に置きたい、という要望に応えた内容。ベース車両は『ファンカーゴ』後継機と目される。
また、もう1台のコンセプトアクティブでは、スロープタイプの車いす仕様車に要望が多いセーフティベルトの簡略化も図られていた。