10歳男児がクルマを盗んで逃避行

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滋賀県警は26日、クルマを盗んで乗り回していたとして、10歳の男児を補導した。クルマは彦根市内で盗まれており、発見場所の草津市内まで約32kmを男児が自ら運転してきたものとみられている。

滋賀県警・彦根署によると、道路交通法違反(無免許運転)の容疑で補導された10歳の男児は25日の午後4時15分ごろ、草津市内の県道で軽自動車を運転しているところを同署員に発見され、身柄を確保された。

この男児は24日の夕方から夜に掛けての間、彦根市内の農協駐車場に無施錠のまま駐車とされていた軽自動車を盗み出し、特に行き先を定めずに走り出したという。途中でガードレールや電柱への軽微な接触を繰り返したが、走行に支障を与えるような大きな損傷には至らず、疲れたときには車内で仮眠を取っていたという。

男児は淡々とした様子で警察官の聞き取りには応じており、その際には「これまでにも自宅のクルマを運転していた」などと話していたという。クルマを盗んだ動機については「風が強く、自転車で走るのがしんどかった」と話すが、どこに行こうとしていたのかについては話す様子が無いという。警察では「家出目的だったのかもれしない」と推測しているが、男児はこの点については語らず、詳しい動機はわかっていない。

《石田真一》

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