アイシングループ、アルゴなどと共同でITの新会社を設立

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機は、アイシン・エンジニアリング、アルゴグラフィックスと共同で東京都港区にデジタル・エンジニアリング技術を中核としたIT会社「アイシン・インフォテックス」を設立することで合意したと発表した。

新会社の資本金は5000万円で、アイシン・エンジニアリングが60%、アルゴが30%、アイシン精機が5%、テクノバが5%出資する。10月3日に設立する予定で、社長にはアイシン・エンジニアリングの鈴木繁雄取締役が就任する。従業員は当面50人で、2008年度には150人に増やす。

新会社は、東京都港区と愛知県刈谷市に拠点を置き、デジタル・エンジニアリング分野や情報システム分野でのIT活用の高度化・拡充を目的とし、アイシングループの蓄積された技術開発ノウハウとアルゴグラフィックスの3次元CADシステムを中心とするPLM技術を融合させ、システム構築、教育、CADモデル作成、データ管理等を基本の業務として展開していく。

CADの高度な活用技術により、自動設計・流用設計を推進していくことで、アイシン精機をはじめとするアイシングループの設計スピード向上と効率化を図り、魅力ある商品のタイムリーな投入に貢献していく。また、技術力・供給力を向上させ、グループのIT中核会社へと成長し、カーメーカー、部品メーカー各社への顧客拡大を目指す。
 
新会社は2008年度に20億円の売上を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る