【横浜ゴム 新スタッドレス発売】路面温度対応がコンセプト

自動車 ニューモデル 新型車
【横浜ゴム 新スタッドレス発売】路面温度対応がコンセプト
【横浜ゴム 新スタッドレス発売】路面温度対応がコンセプト 全 5 枚 拡大写真

横浜ゴムは温度によって変化する路面の状態にあわせてグリップ力を最適に発揮する、温度対応をコンセプトとした新スタッドレスタイヤ『アイスガード・ブラック』を発売した。

アイスガード・ブラックは、今まで販売していた乗用車用スタッドレスタイヤ『アイスガード G10』の後継モデル。従来までの優れた吸水性に加え、晴天時に氷が溶けかけて濡れた状態のアイスバーンから、夜間のガチガチに凍った路面まで、温度域に合わせて機能する新素材「ブラック吸水ゴム」を新開発し、アイスバーンでの性能をさらに向上している。

このタイヤを開発した横浜ゴムタイヤ第一製品企画部 大前貴暁さんは「スタッドレスタイヤに対するお客様の声として、アイスバーンが磨かれたようなツルツル路面や、アイスバーンが解けかけたようなシャーベット状の路面でのグリップ力をアップして欲しいとの声が多く聞かれました」

「そこで、パワー吸水バルーンとブラックポリマーと呼ばれる新開発の素材を開発し、それらを組み合わせることで、濡れた路面では水を吸水し、凍った路面では確実に氷を噛むスタッドレスタイヤを作ることに成功しました」とコメント。

実際にアイスガード・ブラックを装着したクルマでテストコースを試乗すると、コースに到着した朝方のガチガチに凍った路面では、氷上とは思えぬグリップ力を発揮してくれた。それでいながら、晴天の日中に路面の氷が溶け始め、表面に水が浮くような状況でも大きくグリップ力が落ちるようなこともなかった。

スノードライブは路面状況につねに気を配らせ、路面に対応したドライビングが要求されるが、アイスガード・ブラックなら、さまざまな路面に対する対応力が強いので、ラクにスノードライブが楽しむことができそうだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る