【ホンダ シビック 新型発表】本体と調和のデザイン---モデューロ

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【ホンダ シビック 新型発表】本体と調和のデザイン---モデューロ
【ホンダ シビック 新型発表】本体と調和のデザイン---モデューロ 全 3 枚 拡大写真

発表した新型ホンダ『シビック』(22日発表)に用意される純正カスタムパーツ、モデューロ。その開発は、クルマの最終スケッチが仕上がり、クレイモデルに粘土を盛りつける頃から、並行して行われる。

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「新型シビックは、一見あっさりとしたデザインですが、デザイナーのこだわりが随所に盛り込まれています。モデューロのエアロパーツは、そのこだわりのデザインファクターを打ち消さず、むしろ引き立たせるような造形としました」

シビック用モデューロエアロパーツの開発を手がけたホンダアクセスの研究員、日野栄一氏は語る。

「たとえばフロントのロアスポイラー。シビックのウエストラインはフロントエンド下端に向けて、弧を描くように落ちています。これは車両本体のデザイナーが、グループCカーのような凝縮感を狙って作り上げたグラフィックなんですが、そのラインのエネルギーをエアロパーツがボディ下部で打ち消すことのないよう、造形に徹底的にこだわりました」(日野氏)

実物を見ると、フロントスポイラーの造形がオリジナルのラインを上手く生かしたものであることがはっきりわかる。こうしたオリジナルデザインへの配慮はモデューロ全体に共通するものだ。ボディ側面に目を移しても、後方に向かって切れ上がるドアプロテクターのラインを、フロントスポイラー側部、サイドアンダースポイラー、リアアンダースポイラーが一体となって強調する造形が採用されている。

「モデューロは、常に本体のデザイナーと常に意思疎通を行いながら製作しています。後付け感の少ない、オリジナルと調和の取れたデザインが、純正カスタムパーツの魅力だと思っています」(日野氏)

オリジナルの魅力を維持しつつ、落ち着いた雰囲気の新型シビックに若さを吹き込むモデューロのカスタムパーツは、若年層ユーザーにとってはかなり狙い目!?

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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