ループ橋から大型タンクローリー転落、運転手が死亡

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26日、兵庫県養父市内の国道で、大型タンクローリーがループ橋から転落する事故が起きた。運転していた男性は大破した運転席から自力で脱出したが、全身を強く打っており、収容先の病院で死亡している。

兵庫県警・養父署によると、事故が起きたのは26日の午後8時45分ごろ。兵庫県養父市関宮付近の国道9号線で、ループ橋を走行していた29歳の男性が運転する大型タンクローリーが側壁を突き破って路外に逸脱。約10m下の川に転落した。

この事故によってタンクローリーの運転席部分は大破炎上。運転していた男性は火が燃え上がる直前に車外へ自力で脱出したが、全身を強く打っており、収容先の病院で死亡している。タンクローリーには弱い毒性のある化学薬品(硝酸ニッケル)が積載されていたが、タンク部分に破損は無く、川への流出は免れた。

現場はらせん状にループしながら勾配をゆく形状となっており、カーブ自体は結構きつめとなっている。タンクローリーはスピードを出し過ぎてカーブを直進。そのまま左側の側壁を突き破って転落していったとみられている。

《石田真一》

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