ループ橋から大型タンクローリー転落、運転手が死亡

自動車 社会 社会

26日、兵庫県養父市内の国道で、大型タンクローリーがループ橋から転落する事故が起きた。運転していた男性は大破した運転席から自力で脱出したが、全身を強く打っており、収容先の病院で死亡している。

兵庫県警・養父署によると、事故が起きたのは26日の午後8時45分ごろ。兵庫県養父市関宮付近の国道9号線で、ループ橋を走行していた29歳の男性が運転する大型タンクローリーが側壁を突き破って路外に逸脱。約10m下の川に転落した。

この事故によってタンクローリーの運転席部分は大破炎上。運転していた男性は火が燃え上がる直前に車外へ自力で脱出したが、全身を強く打っており、収容先の病院で死亡している。タンクローリーには弱い毒性のある化学薬品(硝酸ニッケル)が積載されていたが、タンク部分に破損は無く、川への流出は免れた。

現場はらせん状にループしながら勾配をゆく形状となっており、カーブ自体は結構きつめとなっている。タンクローリーはスピードを出し過ぎてカーブを直進。そのまま左側の側壁を突き破って転落していったとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱、3列シートの新型SUV『デスティネーター』世界初公開へ
  2. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  3. 『エブリイワゴン』の腰高感とロール感を抑えてよりスポーティーに、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」がリニューアル
  4. ルノー、新型「大統領専用車」を発表…装甲システム搭載のハイブリッドSUVに
  5. ホイール汚れ撃退! 初心者でもできるホイール洗浄法を解説 ~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る