トヨタの新型コンパクトカー『ラクティス』(3日発表)の後席の居住性は、先代にあたる『ファンカーゴ』に比べて格段に快適に広くなっている。
第2トヨタデザイン部の西口雅之さんは「フロア下の収納ボックスをやめ、ホイールベースを伸ばし、ファンカーゴと比較してフロアを50mm下げシートを100mm上に上げました。その結果シートを厚く座り心地を良くし、従来ひざを抱え込むような姿勢だったのを快適に座れるようにしました」と解説する。
「また2WDはフラットフロアで、シートバックの前倒しと連動しシートクッションが後端が持ち上がり、そのままフロア下に格納される6:4のダイブインシートも実現しています」