日本自動車輸入組合が発表した9月の輸入車販売台数は、前年同月比0.9％減の2万7369台で、2カ月ぶりにマイナスとなった。外国メーカー車は依然として前年並みから微増で推移しているものの、日本メーカーの海外生産車の落ち込みが続いている。
外国メーカー車は同1.2％増の2万5571台と堅調に推移した。メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ボルボの高級車の販売が好調だった。
日本メーカーの海外生産車は、トヨタが同26.0％減、ホンダが同18.9％減と2ケタのマイナスとなり、全体でも同23.8％減の1798台と低迷した。
車種別では、乗用車が同0.9％減の2万7085台、貨物車が同3.4％減の283台だった。